すでに全国で50万台以上の太陽光発電システムが設置されています。 昔から、「太陽光発電システムはメンテナンスフリーです。」とか、「システムが単純なので保守管理が容易です。」といわれることがあります。しかし現実には、発電システムを導入・運用開始された事業主様が、間近にみることができない屋根の上だったり遠方といった、容易に管理できない場所に設置されていることが多い状態です。つまり、事業主様自身で、システムの発電性能の良否を発見できるのはきわめて困難です。さらに保守管理は施工者に任せるしかない状態なのが現実です。これは、施工ミスの隠ぺいにつながることもありうる状態です。 実際にあった話ですが。。。。。 発電性能が思わしくない事業主様が、保守管理業者（＝施工業者）へ調査を依頼しても、一度も現地に現れずただ機器交換の見積もりをFAXで送ってくる・・・ なんとか現地を確認してみると、モジュールとモジュールを接続するケーブルが外れているだけだった。。 そもそも小規模な太陽光発電システムはシステム設置業者に保守点検の法的義務がありません。「売った側には義務がない」わけなので、点検するよりも機器交換が都合が良いのです。 私たちはそんな背景から、保守管理は施工業者から切り離し、事業主様の立場になって保守管理を行うべく活動してまいります。