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故障しやすいパワーコンディショナーはきちんと点検を!
2016.02.10 太陽光発電

太陽の光を受けて太陽光パネルで発電した電気は、直流になっているので交流の電気を使う各家庭にはそのままでは供給できません。この直流電気を交流に変換するのがパワーコンディショナーの役割です。更に、太陽光パネルから送られる電気が最大量になるように、調整する機能もあります。また、パワーコンディショナー自体にトラブルが発生しても、電気の供給先にある電化製品などが壊れないようにする役目も果たしています。このように太陽光発電では必要不可欠なパワーコンディショナーは、実は結構故障しやすい機器でもあります。故障するとたちまち太陽光発電システムに支障をきたすので、点検をしっかり行い定期的なメンテナンスが必要となります。大体10年が寿命であり、その間にも部品の交換などを行う場合があります。

パワーコンディショナーは小さなエアコン位の大きさで、箱に入っています。主に専門業者が点検する部分というのが、外箱の腐食や破損、設置場所に湿気や塩分、火気やホコリ、引火するものが近くにないか、配線ケーブルなどに異常やネジの緩みがないか、通気口を塞いでいないか、運転時に異常な音や振動、異臭がないか、電圧などの数値に異常がないかなどを目視します。また、数値を測定して行う点検もあります。パワーコンディショナーの点検を自分で行うのは屋根に登ったり、配線に触ったりしないといけないのでとても危険です。自分ではモニターで毎月の発電量をチェックする程度の確認にとどめ、専門業者に任せたほうが安心です。