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『太陽光発電』カテゴリーの投稿一覧

設置業者の無料メンテナンスは結果的に有料になることも!
2016.05.24 太陽光発電

太陽光発電システムは設置までの費用がかかるだけで、後はメンテナンスフリーだとよく謳われていますよね。

しかしどんな機械だって年月を経れば部品が劣化したり、ホコリなどの汚れで故障することがあるように、太陽光発電システムだって機械なので、どこかしらに不具合が生じる可能性は否定できません。

故障してから気づくよりも、やはり定期的にメンテナンスを行って早めに対処しておくことが大切です。

太陽光発電システムを設置した時に、販売元で無料メンテナンスがついてくるサービスを説明される場合があります。

しかし、無料メンテナンスの期間は決まっていて、最も故障や不具合が予想される5年目とか10年目にはすでに期限が切れていることもあります。

また点検自体は無料でも、不具合を発見した時の対処に費用がかかってくるケースもあります。

大きな出費を避けるためにもメーカーによる無料メンテナンスがついている場合は、期限や内容も確認しておきましょう。

また、メンテナンス業者の中には、無料で点検を実施しているところがあります。

しかし、実際に点検し始め、設置者に知識はないのをいいことに故意に機器を破損させて、異常があったから修理して費用を請求するという悪徳業者もいます。

 

無料メンテナンスと言っても目視だけで内部の動作までしっかり点検してもらえず、後に故障して修理費用がかかったり、不具合の修理で費用を取られるなど結局無料とならないケースが多いので気をつけましょう。

設置業者の無料メンテナンスには落とし穴が!
2016.05.20 太陽光発電

太陽光発電を設置してしまえば、その後の業者による点検などのメンテナンスが無料だから、初期費用しかかからないという情報がよく流れています。確かに太陽光発電は、モジュールも丈夫で破損しにくいし、表面に付着した花粉や黄砂などの汚れも雨などで自然に流されるので、設置後は放置しておいてもよいという話は、あながちウソではありません。しかし、鳥のフンなどの汚れは雨だけでは流れ落ちにくいし、パワーコンディショナーなど他の機器はメンテナンスしないと、故障したり目に見えて発電効率が低くなってしまうのもまた事実です。

業者による無料メンテナンスというのは、モジュールの表面などを目視で確認し、異常がないかを確認する程度です。無料メンテナンスを行って、発電効率が悪くなるくらいモジュールが汚れていたら、洗浄も必要となってきます。更に、パワーコンディショナーが上手く機能しなくなって、修理や部品の交換となることも予想されます。そうなると別途メンテナンス費用というのは、必ず発生してきます。太陽光パネルは長期に渡り屋外に設置されているので、メンテンナンスしないままで10年20年同じ機能を維持できるかというと、必ずしもそうではありません。メンテナンスも無料であることを伝えないと、高額な太陽光発電装置を備えてみようという人が少ないから、設置業者はウソをつくことがあります。途中で故障して、メンテナンス費用以上の損失をださないためにも、多少費用はかかりますが、きちんとメンテナンスしておくことが大事です。

住宅内が夏は涼しく、冬は暖かく快適な温度になる
2016.05.19 太陽光発電

地球温暖化による影響のせいで、昔より夏でも最高気温がかなり高くなり、真夏日の日数も増えていますよね。自宅内でもエアコンをつける回数が多くなり、光熱費も結構かかってしまいます。ところが、太陽光発電システムを導入しパネルを屋根全面に設置することで、屋根に直接降りかかる強い太陽の日差しをパネルが全て受け止めてくれるので、断熱効果が高まります。屋根材の温度が上がりにくくなるため、住宅自体も屋根の断熱作用を受けるので、夏でも涼しく快適に過ごすことができるのです。

新エネルギー財団のホームページによると、夏の屋根裏表面温度は70℃で天井面表面温度は太陽光パネル設置前で49.32℃ですが、設置後は38.4℃と10.92℃も下がっており、室内の温度も下がって涼しくなっていることが分かっています。また、冬でも屋根裏表面温度は-5℃で、天井表面温度は太陽光パネル設置前だと3.12℃であったのに、設置後は8.35℃と5.23℃も上昇しています。冬の寒い日も、太陽光パネルのおかげで室内が温められることがわかっています。

太陽光パネルの断熱、暖房作用により太陽光パネルを設置していない時に比べると、夏や冬でエアコンやヒーターを使う機会もぐっと減らすことができるため、光熱費削減にもつながります。また、ロフトや屋根裏部屋がある住宅では、今までは夏は暑くて使えなかったのに太陽光パネルを設置した後は、有効活用できるようになるといったメリットもあります。

IVカーブトレーサを使えば、モジュールの発電性能が正確にわかる
2016.05.18 太陽光発電

IVカーブトレーサというのは、モジュールがきちんと発電しているか、その性能を調べるためのものです。通常点検などではモジュールに負荷がかかっていない、電流が流れていない開放電圧の状態で、モジュールの性能を調べていますが、実はそれでは正確な性能がわかりません。しかし、IVカーブトレーサを使えばモジュールに負荷をかけつつ、発生する電流や電圧量の違いをグラフ表示できるため、モジュールが正しく機能しているかをより正確にチェックできます。グラフで示された電圧と電流量の変化は、モジュールが正常に機能していればキレイなカーブを描きますが、グラフのカーブが歪んでいればモジュールに何らかの異常があることがひと目でわかるという仕組みになっています。

設置者がモジュールの異常を発見しようと思うと、発電量の変化をチェックして発電量が著しく低下している場合くらいしか気づくことができません。また、定期点検でもIVカーブトレーサを使わず、通常の開放電圧測定だけではどんな専門業者がきても、モジュールの不具合に気づくのは難しいと言えます。IVカーブトレーサの性能の高さは注目されていて、実際に一般財団法人太陽光発電協会の住宅用太陽光発システム、保守点検ガイドラインでは、点検時のIVカーブトレーサの使用が推奨されています。ただ、IVカーブトレーサは機器自体が高額であり、業者への認知度もまだ低いため、メンテナンスではなかなか導入されにくいというのが現状です。モジュールの発電性能をしっかり確認するには、IVカーブトレーサを使用した測定を行っている業者を探すのが望ましいと言えます。

オール電化と併用すれば更に光熱費がお得に
2016.05.17 太陽光発電

太陽光発電システムを導入する場合、オール電化も一緒に行うと家庭内で必要なエネルギーをほぼすべてを太陽光エネルギーでカバーできるので、光熱費がかなり抑えられます。導入機器や地域などによって差はありますが、太陽光発電にオール電化をプラスすると、通常電気とガスでまかなっていた光熱費を、なんと最大で8割も削減することができるのです。

ただ、太陽光発電で得た電気は貯めておくことができないので、夕方から深夜にかけて家事や入浴などで必要な電力をまかなうことはできません。しかし、各電力会社のほとんどでは、オール電化にすると、夜の時間帯で特別割引が受けられるエコキュートを採用しています。

そのため、夜に割高なガスを使わなくても、割引された低価格の電気を電力会社から供給してもらって使ったほうが、はるかにお得になります。例えば、朝は少し早起きして割引適用の時間までに家事を済ませ、昼間の電気料金割高な時間帯は太陽光発電で得た電気で過ごし、余剰分は電力会社に売って収入を得ます。そして、夜は料理や入浴などもエコキュートを利用するという1日を過ごせば、光熱費が節約できます。

オール電化を備えるために費用はかかりますが、計画的に返済すれば終わりはきます。しかし、光熱費は一生続くので安く抑えることは大事です。オール電化と太陽光発電システムを備えた住宅にすると年間で最大で10万円、10年間後は100万円もそうでない住宅との間に光熱費の差が出る結果となるのです。

クリーンでエコなエネルギー&節電にもなる
2016.05.16 太陽光発電

太陽発電に使われる太陽エネルギーは、石油などと違って枯渇する心配がありません。また、今までは石油を燃やして電気を作ってエネルギーを確保してきましたが、石油燃焼による二酸化炭素や窒素酸化物、硫黄酸化物などの物質が大量に発生するため、空気が汚れて大気汚染の原因となってきました。しかし、太陽光エネルギーは発電の際に、こういった大気汚染物質を放出することがないので環境に優しくエコで、クリーンなエネルギーだと言えます。

そして、太陽光発電を始めると発電量や家庭内で消費した電力などが、モニターなどでチェックできるようになります。すると、せっかく発電量が多いのだから、少しは売電して収益を得たいと考えるようになる人もいるでしょう。逆に発電量が少なくても、電力会社から買電しないで、自家発電だけでまかないたいとも考えますよね。すると、できるだけ家の中で無駄な電気は使わないでおこうと思い、家族に節電意識が芽生えやすくなります。

今までは、郵送されてくる電気使用料の通知だけを見てため息をついていたのに、太陽光発電を始めたら日々の電気量が監視できるので、1日1日で電気をムダにしないようにと気を引き締めることができます。節電対策としては例えば、使わない電化製品のコンセントはプラグから抜いておいたり、照明をLED対応のものに変えたり、消費電力が大きいエアコンは設定温度を下げて、扇風機を併用するなどすぐにできることがほとんどです。他にも契約時の電気アンペアが高くなっている場合は、使用量を見直して下げるようにすると消費電力を節約できます。

設置工事の手順も知っておこう
2016.05.10 太陽光発電

太陽光発電システムの設置は、施工業者に依頼して行いますがどのような流れで工事が進むのか気になるところですよね。設置工事は一般的には3、4日位で終了しますが、もっと工事の規模が小さい場合は2日で済むこともあります。

工事に流れとしては、まず1日目は屋根にパネルを設置するために外壁などに足場を組むところからスタートします。2日目に屋根材にパネル設置の土台となる架台を取り付け、パネルを固定させたり配線の工事を行います。そして3日目は住宅の外壁に接続箱を備えてパネルからの配線を集める工事や、パワーコンディショナーを取り付けて接続箱や分電箱につなげる工事、家の中でも発電量などをチェックできるモニターや、電力会社との売電買電の流れがチェックできる電力量計の取付工事が行われます。

工事が終わって業者と共に機器の動作確認をして不具合がなければ、工事完了となり確認書にサインして終了です。そして翌日かまた別の日に設置者と施工業者、そして電力会社の3者が立会い、システムの動作確認と電力会社と電力受給の契約を結びます。契約が完了すると正式に余剰分の電気を電力会社に売ることができるようになります。

太陽光発電システムの設置工事のタイミングとしては、リフォームや新築のケースだと、屋根や外壁が完成し、防水処理が終わってから設置が始まることになります。設置工事は屋外での作業がほとんどなので、工事中は生活が不便になることもありません。また工事期間も短いので始まればあっと言う前に終わり、すぐに太陽光発電での暮らしがスタートできます。