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2016年2月の投稿一覧

太陽光発電におけるセルフメンテナンスのやり方
2016.02.25 太陽光発電

太陽光パネルの表面には、雨や風などではキレイに落とせないような鳥のフンや落ち葉、排気ガスに含まれる油分などの汚れがつきます。そのままにしておけないから、自分で洗浄すればメンテナンス費用も抑えられると思われがちです。しかし、安易にパネルの表面をモップでこすったり、高圧洗浄機を使ったり、ホースの水をかけて洗い流すと破損や故障の原因にもなり、発電効力が更に落ちてしまうことにもなりかねません。実際に水道水で洗い流したままにすればカルキが残るし、濡れたままだと水分の上に更に黄砂やホコリなどの汚れが付着しやすくなります。また屋根に登って長時間作業するのは、危険も伴います。目立つところだけを、手の届く範囲でいいので乾いた布でふきとる程度にして、あとは専門の業者に任せるのが無難です。

また異常を早く見つけられるように、自分でできる機器のチェックを行いましょう。汚れや破損がないかパネルを目視したり、きちんと発電しているかモニターでこまめに発電量をチェックする位に留めましょう。また、ホットスポットをいち早く見つけるために、温度の変化が色でわかるカメラを設置するのも有効的ですが、投資費用がかかるのでよく検討してみましょう。いずれにしても、自分で屋根に登って作業したり、電気が通っている配線などに触れるのは怪我をしたり、最悪は命を落とすことにもなりかねないのでやめておきましょう。少し費用がかかっても、専門の業者に任せておくことが大事です。

太陽光発電メンテンナンスはどこに依頼する?
2016.02.23 太陽光発電

太陽光発電システムは屋外に設置される機器が多いので、確かに耐久性には富んでいますが、24時間稼働し続ける機械である以上いつかは故障したり劣化します。故障や破損をできるだけ早く見つけ、ひどくなる前に修理するためにはメンテナンスが必要となります。自分でできるのはこまめに発電量をチェックする位なので、きちんとした点検は外部に依頼することになります。メンテナンスの依頼先としては、太陽光発電装置の購入先である販売店でメーカー保証がついていれば、メーカーのメンテナンス担当に来てもらうという方法もあります。メーカーによるメンテナンスは保証期間内であれば無料で点検、修理してもらえるのでお得です。

ただ、各メーカーによって保証内容が異なり、購入者側の責任となる故障や破損の場合は別料金が請求されることもありえます。また、保証金額の上限が設定されていて、金額を超える修理の場合は超過分が自己負担となるケースもあるので注意が必要です。また販売店に点検を依頼しても、なかなか来てくれなかったり、最悪連絡が取れなくなるケースもあります。メーカー保証は確かに魅力的ですが、あらかじめ保証内容についてしっかり確認しておく必要があります。また、メンテナンスを専門としている業者に依頼するのも一つの方法です。専門業者は、メンテナンス内容や費用などもそれぞれ違います。値段も良心的で、メンテナンス技術がしっかりしている優良な業者を選ぶことが大事です。

災害時の非常用電源となる
2016.02.23 太陽光発電

地震や大雪、雷などの自然災害があると停電して電気が使えなくなります。しかし太陽光発電なら、停電時も非常用電源として電気が使えるのでとても便利です。ただし、太陽光パネルで発電した直流電気を、家庭で使用する交流電気に変換するパワーコンディショナーという機器に自立運転モードがついていなければなりません。万一に備えて非常用電気を確保したいならば、太陽光発電システムを設置する際に、パワーコンディショナーに非常用の差し込み口があるか、自立運転モードが備わっているかを確認する必要があります。

実際に災害で停電した際に、太陽光発電の非常用電気によりお湯を沸かしたり、携帯電話を充電できてとても役立ったというケースもあります。非常用電気は、自宅と太陽光発電のブレーカーをオフにして、手動で切り替え非常用のほうのコンセントへ電気が送られるという仕組みになっています。

また、もう一つ気をつけたいのが、自立運転モードではコンセント容量が1.5KWまでの電化製品しか使えないという点です。これだと、電子レンジやエアコンなど使用電力が多いものは使えないので残念ですが、使える電化製品は限られます。更に電気量が少ない日だと電力がなくなり、急に使えなくなってしまいます。でも使えるものが少ない、もしくは時間が短いのと全く使えないのでは大きく違ってきますよね。災害時などの停電に備えて、自立運転モードつきのパワーコンディショナーを購入して非常用の時の切り替え手順を覚え、またいざという時に慌てないように使用できる電化製品をリストアップしておくと便利です。

万一に備えて加入可能な保険を検討しておこう
2016.02.22 太陽光発電

次世代を担う再生可能エネルギーとして、太陽光発電は注目されています。太陽光を利用して電力を供給できるため、効率的でリスクも比較的低いとされています。ただ設置に必要な初期費用が結構かかるため、災害や事故などで予想される発電量が得られなかったら、損失が出る場合もあります。そのために太陽光発電を設置した時点で、万一に備えて保険に加入しておくことも大事です。ただ、家電と同じように故障による保証や、故障がないのに当初予想されていた出力を下回った時の保証、自然災害による破損における修理保証など、太陽光発電の設置を依頼したメーカーによる保証がついている場合がほとんどです。

しかしメーカーの保証期間や保証範囲には限りがあるので、長期間にわたり太陽光発電を利用しようとすれば各種損倍保険を検討する必要はあります。太陽光発電で加入可能な保険には、火災保険や動産総合保険、賠償責任保険があります。火災保険は、火災や落雷、雪や強風などによる飛来物、落下物による破損が補償となり、動産総合保険は盗難やいたずら、組立中の破損などによる人為的な被害、火災保険でカバーされない電気漏れでの爆発などの被害が補償に含まれます。賠償責任保険は、設備の構造上の欠陥や管理の不備により発生した損害を補償してくれる保険です。保険料や詳しい補償内容などは各保険会社によって異なるので、いくつかの保険会社に見積もりをとって比較してから決めるとよいでしょう。

太陽光発電メンテナンス業者の賢い選び方
2016.02.21 太陽光発電

太陽光発電システムのメンテナンスを請け負う専門業者はたくさんあるので、探す際にどこに頼んだらいいか迷ってしまいますよね。選ぶ基準は色々ありますが、細かい部分までしっかり点検をやってくれて料金も良心的な専門業者だと信頼できます。ただ、選ぶ側に知識がないと、どこなら安心して任せられるか見極めるのも難しいものです。納得のいく専門業者をみつけるためには、いくつかの業者を比較してみることが大事です。

業者を探す際には太陽光発電を取りいれている知人に尋ねたり、ネットで検索するという人が多いでしょう。ネットで探すとたくさん出てきますが、まずは自分の住んでいる地域内、もしくは近くにあるメンテナンス会社をいくつが探しましょう。あとはサービス内容や料金をホームページで確認して、口コミがあれば評判もチェックしてみましょう。その時点で3社位に絞れれば、あとは見積もり依頼をしてみると実際にどの位費用がかかるのかがわかります。そして、より優良な業者を選ぶためには他の会社の見積もりを引き合いに出し、他の業者との違いはどこなのか、その業者の売りは何かなどを直接電話やメールで問い合せてみましょう。熱心な業者の場合だと、メールもすぐに返信があるし、電話口でも料金やサービス内容などを詳しく説明してくれます。返答が曖昧だったり、メールもなかなか返信がないような業者は選択肢から外してしまいましょう。また必死なのはいいですが、あまりにしつこく勧誘するような業者もいいとは言えないので、応対の仕方もしっかりチェックしましょう。

太陽光パネルのホットスポット現象とは?
2016.02.20 太陽光発電

太陽光パネルのトラブルの一つに「ホットスポット現象」というものがあります。太陽光パネルは屋外に設置されて、雨風にもさらされるのでパネル表面には色々な汚れがつきます。中でも、年間通じて多い鳥のフンや春先から秋口までに多い虫の死骸、秋に増える落ち葉などはパネルの表面にこびりついて、雨が少し降ったくらいや風がちょっと吹いた位では完全にはキレイになりません。落ち葉や鳥のフンなどがパネルの表面につくと、そこだけ影になって太陽の光が下のパネルにまで届かなくなります。

そもそも、太陽光パネルは直列につないであるので、発電していないパネルにも他のパネルで発電した電気が流れてくる構造になっています。従って、影になった部分にも電気が流れてくることになります。影の部分に電気が流れる際に、影が抵抗体となるため熱が発生しますが、これがホットスポット現象なのです。熱が出るとパネルが焼けて破損してしまう場合もあります。影となる部分が短期間なら、ひどく破損するということもありませんが、長期間に渡りパネル上に汚れが付着したままで放置しておくと、何度もホットスポット現象が起こり、パネルは交換しなければならないほどに破損するケースもあります。そうなると余分な出費がかさむことにもなりかねません。また、影がある部分は発電効力が落ちるので、発電量が減り損失をこうむります。ホットスポット現象を起こさないようにするには、やはり太陽光パネル表面の汚れを洗浄するメンテナンスを定期的に行うことが大事です。

太陽光発電の定期点検内容
2016.02.19 太陽光発電

太陽光発電のシステムにおける定期点検では、主に製品点検と運転点検、数値点検の3つの方法で行われます。製品点検は、太陽光発電システムの各機器を目視で確認していきます。モジュールの破損や異常、不具合、接続箱の端子台のネジの緩みや配線の不具合、サビや汚れの有無、蓋の破損などをチェックします。更に太陽光発電装置の中で、最も故障率が高いパワーコンディショナーは端子台のネジの緩みや配線の不具合、通気や風通し、異常音や振動、異臭、周囲の引火物、サビや汚れの有無、昇圧ユニットも端子台のネジの緩みや配線の不具合などをチェックしていきます。

運転点検では、パワーコンディショナーや昇圧ユニットなどが正常に動いているか、実際に動かして確認していきます。そして数値点検では、測定機器を用いて太陽電池や電力の電圧や、太陽電池や他の機器間との絶縁抵抗を測ったり、パワーコンディショナーの瞬時発電電力や最大電力、積算電力などを測定していきます。基本的に、この3つの点検方法で定期点検が進められていきますが、作業の項目はもっと細かく分けられています。また他にも別途費用が必要となってしまいますが、オプションをつけて追加の点検を行っている専門業者もあります。例えばモジュールには鳥のフンや落ち葉、花粉など雨では流れ落ちにくい汚れがつきます。この汚れをキレイに洗い流す高圧洗浄機を用いたモジュールの洗浄などを、オプションとしている場合があります。