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2015年12月の投稿一覧

パネルの接地面積と発電量の目安を知ろう
2015.12.30 太陽光発電

太陽光発電の設置を考える上で、パネル何枚でどの位の接地面積、発電量になるのかは気になるところです。住宅用の太陽光発電では、4KW位の場合が一般的です。1KWが1000Wで計算してみましょう。パネル出力によって異なりますが、1枚が170Wの出力のパネルだと最低でも24枚は必要となります。更にもっと出力が高い1枚が250Wのパネルだと、16枚は必要となる計算です。次にパネルに面積を考えますが、パネルの大きさは各メーカーごとに異なるので一概には言えません。小さくてもより高い出力が見込める高品質なパネルだと設置枚数は少なくて済むし、逆に大きくて出力も小さいパネルなら設置枚数が多くなります。

また屋根の広さには限度があるので、あまり大きなパネルを何枚も設置することはできません。現在では大体1枚200Wの出力で、大きさが1.2㎡のパネルが一般的には広く出回っています。大体必要な屋根の面積としては、最低でも18㎡となります。今回は平均的な4KWの電力を得るという前提で考えていますが、例えば屋根の面積がやや狭いので得る電力を3KWに減らしたとすると、1枚200Wの出力で大きさが1.2㎡のパネルは15枚必要となり、逆に屋根の面積が大体30㎡と少し広い場合は、25枚のパネルが設置できて5KWの発電量を得ることができます。一般的なケースを挙げましたが、屋根の面積や形状、勾配などによって、そしてどの位の出力のパネルを選ぶか、欲しい発電量によっても設置できるパネルの枚数が違ってきます。色々なケースをシュミレーションして最適なパネルを選ぶようにしましょう。

太陽光発電はメーカー保証だけで十分?
2015.12.29 太陽光発電

太陽光発電の装置を備えると電化製品を購入した時と同じように、ほとんどのメーカーではモジュールやパワーコンディショナーなどの機器に保証がついてきます。主に機器の不備により故障したり、破損した場合には無料で修理や交換をしてもらえるというような内容になっています。保証期間は太陽光発電の場合だと、ほとんどのメーカーで普通より長い10年とか20年に設定されています。太陽光発電は大体20年位は使用できるし、その間をメーカー保証がきちんとカバーしているので、万一故障しても安心だと思われがちです。しかし、購入者側の不注意や自然災害などで破損、故障してしまう場合などメーカー保証では対応しきれないケースも実際にはあります。

どこまで保証されるかはメーカーの保証内容によって異なりますが、保証されるのは、機器自体の不具合による損害のみだという場合が多いのが実情です。故障したら即無料で直してもらえるというわけではありません。更に故障してメーカーで修理を保証してもらえるとしても、太陽光発電は高額な装置なので保証限度額が設定されている場合もあります。もし修理費が保証限度額を超えてしまった場合は、超えた金額分は購入者側で支払わなければなりません。そうなるとメーカー保証だけでは十分とは言えないですよね。太陽光発電の装置を購入する時は、故障や破損のことまではなかなか考えにくいですが、自然災害や人災などはいつ起こるかわかりません。高額な買い物だからこそ万一に備えて、保証をしっかりしておく必要があります。

太陽光発電のメンテナンスにかかる費用
2015.12.28 太陽光発電

どんな丈夫で壊れにくい機械であっても、稼働し続ければ永久的に壊れないということはありません。太陽光発電の装置であっても、長年使い続ければ故障するし、思いがけない災害や事故などで破損してしまうこともあります。装置の異常に早く気づくためには、日頃からメンテナンスをしっかり行っておく必要があります。太陽光発電は初期費用がかかるので、やはりメンテナンス費用は気になるところですよね。メーカーでは5年とか10年単位で、定期点検を無料で行ってくれるところもありますが、業者に頼むと大体1万から3万円位かかります。定期点検は大体4年1回の頻度がよいので、20年使うとすれば5万から15万はかかります。

更にパワーコンディショナーは10年に1回の交換が目安なので、10年経過後に1回20万円の交換費用がかかります。他にも電気系統のトラブルやモジュールの修理、交換費用などがかかることもあります。また、メーカーによっては保証期間の延長に2万から5万くらいかかるところもあります。保証内容やサービスなどはメーカーによって異なるので一概には言えませんが、約20年間でかかる基本的なメンテナンス費用は大体25万から30万円前後だと言えます。後は別途モジュールの洗浄を行うとすれば、もう数万円費用が上乗せされます。20年という長い目で見て、故障などで失う損失と発電で得られる収益を比べたとしても、多少費用か必要になりますがメンテナンスはきちんとしておくべきですね。

食器洗浄乾燥機は本当に省エネなのか
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

「食器洗い乾燥機って、本当に省エネになるの?」という疑問を抱く人が未だに多くいます。電気を使う分だけ消費が大きくなるわけだから、手洗いの方がお得に違いない、と考える人もいらっしゃることでしょう。また、食器洗い機は水をどんどん流して洗っている、という誤解も影響しています。食器洗い機の基本的な働きは、最初にためたわずかな水を高圧で吹き付けて洗う、というものです。そしてデータが示すところによれば、食器洗い乾燥機を使うことは間違いなく省エネにつながります。

食器洗い機のサイズは6人分が一般的なので、6人分の食器およそ40点を洗うとして考えてみましょう。手洗いをした場合との水使用量は80Lから100Lになります。一方食器洗い機を使うと、メーカーによって多少の差はあるものの、約8Lから10Lで洗いあげることができ、手洗いと比較するとおよそ10分の1の量で済みます。これを一日3回行うとすればおよそ250Lの水を毎日節約することができるのです。

水を温める際や乾燥機能を利用することで電気代がかさむのではないか、という心配もあることでしょう。ただお湯で食器を手洗いした場合にはガス代がかかりますから、そのコストと比較すると、食器洗い乾燥機で洗った方が光熱費はおよそ半分で済みます。電気料金のお得な深夜に洗浄すればさらにコストを抑えることが可能で、確かに食器洗い乾燥機は省エネに大きく貢献すると言うことができるでしょう。

食器洗浄乾燥機の効能とは?
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

食器洗い乾燥機と聞くと、かなり高級な家電のように感じる人が多いようです。それでも最近では、洗浄に加えてすすぎ、乾燥までしてくれるというその便利さゆえに普及率が向上してきています。また専用洗剤とお湯を使って丁寧に洗いあげるので仕上がりは非常に綺麗で、「手洗いに比べてあまり汚れが落ちないのでは?」という心配も必要ありません。こうした評判から、キッチンのリフォームをする際に食器洗い乾燥機の購入を検討する人も増えてきています。

食器洗い乾燥機には、ビルトインタイプと据え置きタイプの2種類があります。ビルトインタイプでは、シンクやキッチンの下にあるスペースに本体を収納してしまうので目立たないという利点があります。また大きいサイズのお皿なども余裕で洗うことができます。取り付け工事は必要になるものの、キッチン全体としての概観を損なうことがないという点も、ビルトインタイプの大きなメリットと言えるでしょう。

据え置きタイプの食器洗い乾燥機は、設置が容易という大きなメリットがあります。食器洗い機専用の電源は特殊なので、通常は業者に依頼して設置してもらう必要があります。ただ最近ではこの電源があらかじめ設置されているケースも増えています。その場合は、キッチンの蛇口の型番を調べて分岐水栓を選び、そこから食器洗い機につなぐことによって水源を確保して準備完了となります。また据え置きタイプは比較的手ごろな値段で購入できる、という点も人気の理由となっています。

動線を考えればキッチンの作業効率が向上
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

システムキッチンへのリフォームを考えるときに、まず悩むのがレイアウトでしょう。I型やL型、最近ではアイランド型やペニンシュラ型にしたいという希望者も多いようです。どれが最適かを判断する上で助けになるのは、作業動線の長さとダイニングとの位置関係です。

キッチンの中で必要となるのは、シンク、コンロ、そして冷蔵庫です。使用頻度が高いこれら3つの場所をつなぐ線は作業動線と呼ばれていて、この長さが3.6mから6m以内に収まると効率が良いと判断されます。。ただしI型のキッチンについては例外として2.7m以内に収まると効率が良いとされています。これ以上に長いと無駄な動きが多すぎることになり、作業をしていて疲れやすくなります。一方で線の長さが短すぎる場合、動く範囲は小さくなるものの、調理スペースなどに余裕がなくなり、結果として作業効率は悪くなってしまいますそれでキッチンの大きさと形状に合わせてシンクなどの置き場所を決めたら、その作業動線の長さを測ることによって、配置の良しあしを判断することができるでしょう。

レイアウトを決定する上でもう一つ大切なことは、キッチンとダイニングの位置関係を考えることです。キッチンが一つの部屋として独立している場合と、リビングダイニングとの一体型の場合では、キッチンの用途に関するコンセプトが大きく異なります。リビングなどと繋がっている場合には、家族とのコミュニケーションを図りやすいオープン型や対面型を選ぶことで用途に沿った使い方ができるでしょう。

高さを合わせて楽しいキッチンに
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

「システムキッチンにリフォームしたら、料理がもっと楽しくなる」といった宣伝を耳にしたことがありませんか。確かに使い勝手の良いシステムキッチンは誰しも憧れるもので、いざリフォームとなればとことんまでこだわる人も多いようです。快適なキッチンへのリフォームを成功させるためには、どんなポイントを押さえておくべきでしょうか。

スタイルやインテリアに加えてポイントになるのがキッチンの高さです。毎日使う場所だからこそ、この高さが使う人にぴったりとフィットしていることは非常に重要で、お料理を作る時間を快適に過ごせるかどうかに直接影響してきます。まな板を使う場所の丁度いい高さを選ぶ目安は、身長の半分+5cmから10cmと言われています。これが低すぎると、作業の際に腰へ大きな負担がかかってしまいます。また高すぎると肩に必要以上の力が入ってやはり使いづらくなります。最近は3cmから5cmごとに高さを選ぶことができるようになっていて、中には1mm単位で設定してくれるケースもあります。

コンロを設置する高さも確認が必要です。フライパンを使うときや寸胴鍋の中身を確認する時などを想定してみると、包丁を使う場所よりもある程度低いほうが使いやすいと判断するケースもあるでしょう。またウォールユニットも、高すぎると引き出しづらく、低すぎると作業の邪魔になってしまうので注意が必要です。もしユニットが引き出し可能なタイプであれば、ある程度高い位置に収納を設定しても問題はないでしょう。