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『バリアフリー』カテゴリーの投稿一覧

バリアフリーとユニバーサルデザインの違いは?
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」という言葉がメディアなどで頻繁に取り上げられるようになりました。この二つの間にはどんな違いがあるのでしょうか。

「バリアフリー」は、障害者や年配の人など、いわゆる社会的弱者を対象として、その生活において障害となり得るもの、つまりバリアを取り除くことで快適に過ごせるようにする、というコンセプトがあります。つまり、問題となる状況が確認された後に、それを解消するため取られる施策と言えるでしょう。身近な例としては、車いすで生活する人が外出しやすいように玄関前にスロープをつけることや、視覚障害者のために設置された音の出る信号機などがあげられるでしょう。浴室などの段差解消リフォームなども、高齢者を念頭に置いて行われるなら、バリアフリーのリフォームと定義できます。

一方「ユニバーサルデザイン」とは、文化や国籍、性別や能力の違いに関わりなく、すべての人が利用可能なデザイン、というコンセプトです。つまり特定の人の不便を念頭に置いて考える対症療法的な考え方ではなく、デザインや設計の時点から、誰が使っても便利で使いやすいものを徹底して追求する、という考え方が根底にあります。身近なケースでいえば、子供でも年配の人でも取り出しやすく扱いやすい斜めドラム式の洗濯機や、建物すべてが自動ドアになっているケースなどがこれに当てはまるでしょう。

二つの考え方にはその成り立ちから大きな違いがあるものの、他の人への配慮や思いやりを土台としている、という点では共通しており、お互いに補い合う考え方であると理解されてきています。

太陽光発電システムを導入してお得な電気代
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション, 太陽光発電

温室効果ガスの影響が世界的規模で叫ばれる中、地球温暖化対策の一環として太陽光発電システムが脚光を浴びています。このシステム導入には国の補助金制度を活用できることから、家庭におけるリフォームの一つとして考えられるようになってきています。また発電して余った電気は電気会社が買い取ってくれることから、家計の助けとしても注目されています。では太陽光発電システム設置に際して具体的にどんな点に気を付けて判断すればよいのでしょうか。

家庭用の太陽光システムを搭載する場合、一般的な戸建て向けとしては出力3kWから4kWのタイプが主流で、初期費用は1Kwあたり30万から50万円程度が必要となります。ただ、太陽光発電パネルを付けてしまうと後になって屋根の塗装が難しくなることから、前回の塗装から経過した年数次第では、さらに塗装代が必要となることもありえます。太陽光発電システムで使用するパネルにはシリコン系とCIS系があり、それぞれの特長についてきちんと理解した上で選ぶことは重要です。特に発電効率や発電量は設置後の電気代に直接影響するものですから、前もって施工業者と入念な打ち合わせをすることが大切でしょう。

日中に発電した電気に余剰が発生した場合は、電気会社が割高な金額で買い取るシステムとなっています。ただし、家庭の電気使用量が太陽光発電システムの発電量を上回った場合は、日中に消費する分に関しては割高な金額で電気会社から購入することになります。それで、日中の在宅率など家族としての生活リズムを踏まえた上で決定することをお勧めします。

高さを合わせて楽しいキッチンに
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

「システムキッチンにリフォームしたら、料理がもっと楽しくなる」といった宣伝を耳にしたことがありませんか。確かに使い勝手の良いシステムキッチンは誰しも憧れるもので、いざリフォームとなればとことんまでこだわる人も多いようです。快適なキッチンへのリフォームを成功させるためには、どんなポイントを押さえておくべきでしょうか。

スタイルやインテリアに加えてポイントになるのがキッチンの高さです。毎日使う場所だからこそ、この高さが使う人にぴったりとフィットしていることは非常に重要で、お料理を作る時間を快適に過ごせるかどうかに直接影響してきます。まな板を使う場所の丁度いい高さを選ぶ目安は、身長の半分+5cmから10cmと言われています。これが低すぎると、作業の際に腰へ大きな負担がかかってしまいます。また高すぎると肩に必要以上の力が入ってやはり使いづらくなります。最近は3cmから5cmごとに高さを選ぶことができるようになっていて、中には1mm単位で設定してくれるケースもあります。

コンロを設置する高さも確認が必要です。フライパンを使うときや寸胴鍋の中身を確認する時などを想定してみると、包丁を使う場所よりもある程度低いほうが使いやすいと判断するケースもあるでしょう。またウォールユニットも、高すぎると引き出しづらく、低すぎると作業の邪魔になってしまうので注意が必要です。もしユニットが引き出し可能なタイプであれば、ある程度高い位置に収納を設定しても問題はないでしょう。

動線を考えればキッチンの作業効率が向上
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

システムキッチンへのリフォームを考えるときに、まず悩むのがレイアウトでしょう。I型やL型、最近ではアイランド型やペニンシュラ型にしたいという希望者も多いようです。どれが最適かを判断する上で助けになるのは、作業動線の長さとダイニングとの位置関係です。

キッチンの中で必要となるのは、シンク、コンロ、そして冷蔵庫です。使用頻度が高いこれら3つの場所をつなぐ線は作業動線と呼ばれていて、この長さが3.6mから6m以内に収まると効率が良いと判断されます。。ただしI型のキッチンについては例外として2.7m以内に収まると効率が良いとされています。これ以上に長いと無駄な動きが多すぎることになり、作業をしていて疲れやすくなります。一方で線の長さが短すぎる場合、動く範囲は小さくなるものの、調理スペースなどに余裕がなくなり、結果として作業効率は悪くなってしまいますそれでキッチンの大きさと形状に合わせてシンクなどの置き場所を決めたら、その作業動線の長さを測ることによって、配置の良しあしを判断することができるでしょう。

レイアウトを決定する上でもう一つ大切なことは、キッチンとダイニングの位置関係を考えることです。キッチンが一つの部屋として独立している場合と、リビングダイニングとの一体型の場合では、キッチンの用途に関するコンセプトが大きく異なります。リビングなどと繋がっている場合には、家族とのコミュニケーションを図りやすいオープン型や対面型を選ぶことで用途に沿った使い方ができるでしょう。

食器洗浄乾燥機の効能とは?
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

食器洗い乾燥機と聞くと、かなり高級な家電のように感じる人が多いようです。それでも最近では、洗浄に加えてすすぎ、乾燥までしてくれるというその便利さゆえに普及率が向上してきています。また専用洗剤とお湯を使って丁寧に洗いあげるので仕上がりは非常に綺麗で、「手洗いに比べてあまり汚れが落ちないのでは?」という心配も必要ありません。こうした評判から、キッチンのリフォームをする際に食器洗い乾燥機の購入を検討する人も増えてきています。

食器洗い乾燥機には、ビルトインタイプと据え置きタイプの2種類があります。ビルトインタイプでは、シンクやキッチンの下にあるスペースに本体を収納してしまうので目立たないという利点があります。また大きいサイズのお皿なども余裕で洗うことができます。取り付け工事は必要になるものの、キッチン全体としての概観を損なうことがないという点も、ビルトインタイプの大きなメリットと言えるでしょう。

据え置きタイプの食器洗い乾燥機は、設置が容易という大きなメリットがあります。食器洗い機専用の電源は特殊なので、通常は業者に依頼して設置してもらう必要があります。ただ最近ではこの電源があらかじめ設置されているケースも増えています。その場合は、キッチンの蛇口の型番を調べて分岐水栓を選び、そこから食器洗い機につなぐことによって水源を確保して準備完了となります。また据え置きタイプは比較的手ごろな値段で購入できる、という点も人気の理由となっています。

食器洗浄乾燥機は本当に省エネなのか
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

「食器洗い乾燥機って、本当に省エネになるの?」という疑問を抱く人が未だに多くいます。電気を使う分だけ消費が大きくなるわけだから、手洗いの方がお得に違いない、と考える人もいらっしゃることでしょう。また、食器洗い機は水をどんどん流して洗っている、という誤解も影響しています。食器洗い機の基本的な働きは、最初にためたわずかな水を高圧で吹き付けて洗う、というものです。そしてデータが示すところによれば、食器洗い乾燥機を使うことは間違いなく省エネにつながります。

食器洗い機のサイズは6人分が一般的なので、6人分の食器およそ40点を洗うとして考えてみましょう。手洗いをした場合との水使用量は80Lから100Lになります。一方食器洗い機を使うと、メーカーによって多少の差はあるものの、約8Lから10Lで洗いあげることができ、手洗いと比較するとおよそ10分の1の量で済みます。これを一日3回行うとすればおよそ250Lの水を毎日節約することができるのです。

水を温める際や乾燥機能を利用することで電気代がかさむのではないか、という心配もあることでしょう。ただお湯で食器を手洗いした場合にはガス代がかかりますから、そのコストと比較すると、食器洗い乾燥機で洗った方が光熱費はおよそ半分で済みます。電気料金のお得な深夜に洗浄すればさらにコストを抑えることが可能で、確かに食器洗い乾燥機は省エネに大きく貢献すると言うことができるでしょう。

タンクレストイレが選ばれている訳
2015.12.26 バリアフリー, リノベーション

トイレのリフォームをする際に多くの方がタンクレスのトイレを選ぶようになってきています。洗浄水をためるタンクありのトイレと比べるとおよそ1万円から5万円ほど割高ではあるものの、その利便性から特に女性や年配者に人気が高いようです。

タンクレストイレのサイズは約75cmで、タンクありのトイレと比べると10cmほど小さくなります。この10cmが広がるだけでトイレの室内ではかなり広く感じられます。またタンクがないことから見た目の圧迫感も少なくなっています。また多くのタンクレストイレには、人の動きを感知すると自動的に便座のふたが開閉する機能が付いていて、ふたに触るということに抵抗感のある人だけでなく、腰を曲げることが大変でふたを上げるだけでもつらい、という年配者にも大変好評です。さらに、便座内に照明が取り付けられているタイプもあります。これは夜間にトイレを使用する際、便座の位置をはっきりと示すことで、男性が立って用を足すときの助けとなり、また座る際にバランスを崩して便器内にはまりこんでしまう、という事態を避けることもできます。

タンクレストイレを選ぶと、手を洗う場所を別に設置することが必須で、そのための給排水の設置工事も必要になります。ただ最近では手洗い器もインテリアの一部として考えられるようになってきていて、リフォームのプランに含まれるケースも増えています。また電気で水を流すタンクレスでは、停電時にバケツなどで水を流す不便さがあり、これを解消するために最近では手動レバーや充電池が内蔵されたモデルが発売されています。