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発電した電気は溜められない&設置には屋根が広い方がいい
2016.03.21 太陽光発電

太陽光発電システムを検討する中で、メリットばかりに目が向きがちになりますよね。でも設置してから後悔しないために、デメリットを理解しておくことも大事です。太陽光発電システムで得た電気は、たくさんあっても実は溜めておくことができません。従って、昼間の太陽が出ている時間帯に発電した電気を、太陽が沈んた夕方から夜にかけて自宅内で家事などに使うことができないのです。

よく、ソーラーパネルの熱を、夜お風呂を沸かすのに使えるじゃないのと誤解されますが、それは電気を溜める蓄電池や温水のシステムを一緒に備える場合にのみ利用できるのであって、夜も使いたいとなるとそういったシステムをお金をかけて別に設置する必要があるのです。そのため昼間余った電気は、概ね電力会社に売るという手段をとることで、収入につなげることはできます。

また、パネルを設置できるだけの屋根の広さがないと導入は難しいと言えます。設置パネルの枚数が多ければその分、発電量も増えて収益につながります。屋根の広さがあってパネルの枚数を増やしても、工事費や他の機器にかかる費用もそんなに違わないので、収益をあげるにはやはりパネルをたくさん設置できるだけの屋根の広さが必要となります。また、パネルの総重量が約240から400kgはあるので、耐震強度がない住宅だと倒壊する危険性も否めません。

更に、余剰分の電気は電力会社に売電しますが、自分の近所の家に送られる仕組みになっています。そのため、近所で太陽光パネルを設置していう家が多いと、売電もなかなか進まなくなるので要注意です。