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太陽光パネルが汚れたら発電効率が下がる
2016.02.02 太陽光発電

太陽光パネルは黄砂や花粉、鳥のフンなどの汚れが付着しやすいものです。汚れで覆われてしまったらパネルは、ダイレクトに太陽の光を吸収することができなくなります。本来太陽の光を内側にたくさん取り込むことにより発電するので、取り込む光が少ないと当然発電量が減ってしまいます。太陽光バネルの材質などによって差がありますが、大体1年に1から3%ほど発電量が少なくなります。でも汚れたとしても、年間たった3%発電効率が下がってしまうだけなので、全体の発電量に比べたら大した量じゃないのでは?と思われがちですが、ちょっと長い目で見てください。計算すると、10年経てば全体の30%も発電効率が落ちることになるのです。そう考えると汚れたままにしておくのはもったいないですよね。

汚れをなくすためには、定期的な清掃メンテナンスが必要になります。ただ、清掃メンテナンスも費用がかかるので、その費用と太陽光パネルで得られる収益を計算した上で、どの位の頻度で清掃メンテナンスするとよいかを計算して、計画的に行うことが大事です。例えば5年間で考えてみて、太陽光で年間得られる収益と年間最大で3%の発電効率が悪くなるとして、パネルの汚れによって失う収益を計算します。そこから、清掃メンテナンス費用を引いた金額を比べるといった形で計算してみましょう。年間収益や汚れにより失う収益など条件の違いはあるので一概には言えませんが、やはり最低でも2年ごとに清掃したほうが失う利益を最小限に抑えられると言えます。