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太陽光発電の定期点検内容
2016.02.19 太陽光発電

太陽光発電のシステムにおける定期点検では、主に製品点検と運転点検、数値点検の3つの方法で行われます。製品点検は、太陽光発電システムの各機器を目視で確認していきます。モジュールの破損や異常、不具合、接続箱の端子台のネジの緩みや配線の不具合、サビや汚れの有無、蓋の破損などをチェックします。更に太陽光発電装置の中で、最も故障率が高いパワーコンディショナーは端子台のネジの緩みや配線の不具合、通気や風通し、異常音や振動、異臭、周囲の引火物、サビや汚れの有無、昇圧ユニットも端子台のネジの緩みや配線の不具合などをチェックしていきます。

運転点検では、パワーコンディショナーや昇圧ユニットなどが正常に動いているか、実際に動かして確認していきます。そして数値点検では、測定機器を用いて太陽電池や電力の電圧や、太陽電池や他の機器間との絶縁抵抗を測ったり、パワーコンディショナーの瞬時発電電力や最大電力、積算電力などを測定していきます。基本的に、この3つの点検方法で定期点検が進められていきますが、作業の項目はもっと細かく分けられています。また他にも別途費用が必要となってしまいますが、オプションをつけて追加の点検を行っている専門業者もあります。例えばモジュールには鳥のフンや落ち葉、花粉など雨では流れ落ちにくい汚れがつきます。この汚れをキレイに洗い流す高圧洗浄機を用いたモジュールの洗浄などを、オプションとしている場合があります。