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設置コストが以前より下がり、変換効率は上がっている
2016.03.26 太陽光発電

太陽光発電システムを始めるには、パネルやパワーコンディショナーなどの機器を工事で設置しなければなりません。どうしても、設置段階で機器の費用な工事費など多額の費用がかかってしまいます。初期費用のことを考えると、設置に二の足を踏んでしまうという人もいますよね。しかし、太陽光発電システムの導入が始まった頃に比べると、機器の研究開発が進んで、安くて性能のよい機器が出回るようになりました。

更に東日本大震災の後、太陽光の非常用電源になるというメリットが注目されて導入が進み、機器の生産も増えてきました。そのため近年は業者同士の価格争いも激しくなってきて、一般的な電化製品に比べると高額ではありますが、設置にかかる費用は少しずつ安くなってきているのが現状です。

例えば、2000年時でモジュールが約170万円、周辺機器が約70万円、設置工事費などを合わせると総額で270万円位はかかっていました。2006年頃で総額が大体30万円程安くなり、2011年頃にはモジュールが約110万円、周辺機器が約40万円、工事費をいれると総額は約180万円と200万円を切るまでに費用が下がってきています。現在では更に安くなっており、160万円前後で設置できる業者もあります。更に、太陽光発電では太陽光エネルギーを家庭で使える電気に変換して使いますが、この変換効率は研究が進んだおかげで、導入時に比べてかなり上がっています。当時は16%位だったのに、2015年では20%以上と飛躍し効率よく電気エネルギーを得ることができるようになっています。