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2016年3月の投稿一覧

災害時の非常用電源となる
2016.03.20 太陽光発電

地震や大雪、雷などの自然災害があると停電して電気が使えなくなります。しかし太陽光発電なら、停電時も非常用電源として電気が使えるのでとても便利です。ただし、太陽光パネルで発電した直流電気を、家庭で使用する交流電気に変換するパワーコンディショナーという機器に自立運転モードがついていなければなりません。万一に備えて非常用電気を確保したいならば、太陽光発電システムを設置する際に、パワーコンディショナーに非常用の差し込み口があるか、自立運転モードが備わっているかを確認する必要があります。

実際に災害で停電した際に、太陽光発電の非常用電気によりお湯を沸かしたり、携帯電話を充電できてとても役立ったというケースもあります。非常用電気は、自宅と太陽光発電のブレーカーをオフにして、手動で切り替え非常用のほうのコンセントへ電気が送られるという仕組みになっています。

また、もう一つ気をつけたいのが、自立運転モードではコンセント容量が1.5KWまでの電化製品しか使えないという点です。これだと、電子レンジやエアコンなど使用電力が多いものは使えないので残念ですが、使える電化製品は限られます。更に電気量が少ない日だと電力がなくなり、急に使えなくなってしまいます。でも使えるものが少ない、もしくは時間が短いのと全く使えないのでは大きく違ってきますよね。災害時などの停電に備えて、自立運転モードつきのパワーコンディショナーを購入して非常用の時の切り替え手順を覚え、またいざという時に慌てないように使用できる電化製品をリストアップしておくと便利です。

太陽光発電の仕組み
2016.03.19 太陽光発電

太陽光発電システムは住宅の場合、屋根にパネルを設置して太陽の光を受け、発電した電気を接続箱という装置に集められます。更にパワーコンディショナーという機器で交流電気に切り替えてから、家の中へと電気が流れ、様々な電化製品に電気が行き渡るという仕組みになっています。また、各家庭で発電された電気は電力会社とつながっている配電線を通じているので、家庭で消費されるよりも多くの発電量を得た場合は、買い取って収益を得ることができます。

しかし太陽の光によって発電するため、発電量はどうしても天気に左右されます。もし曇や雨の日が続いて家庭で使う電気の量を太陽光発電で確保できない場合は、今までのように電力会社から供給される電気を使うことができます。つまり、晴れの日が続いて発電量が家庭内で使う電気量を上回れば、電気を売って収益が得られます。逆に発電量が足りなくても使用量がかかりますが、今までのように電気が供給されるという便利なシステムになっています。

しかも太陽光発電システムに必要な機器を備えれば、電気量の計測や売電なども自動で行われるので、設置者が何か操作しなければならないわけでもないので結構楽です。現在国内のエネルギー資源はほぼ外国に頼っている状態で、資源自体もこのまま使用を続ければいつ枯渇してもおかしくありません。太陽の光をエネルギーに変える太陽光発電は、将来的になくなる心配もなく、しかしも燦々と降り注ぐ太陽の光を有効活用できる上に、電力のみならず副収入まで得られる期待の次世代エネルギーシステムだと言えます。