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発電電気を集める接続箱もこまめに点検しよう
2016.02.13 太陽光発電

太陽光発電では、太陽の光を受けるモジュールというパネルで発電された直流の電気を一度集めるために、接続箱という機器を設置しています。太陽光発電で得る電気は、直流なためそのままでは住宅用電気として使えないので、パワーコンディショナーで交流に切り替える必要があります。接続箱で集められた電気が、パンワーコンディショナーへと送られていく仕組みになっています。中には、接続箱とパワーコンディショナーが一体化したタイプもあります。更に接続箱は落雷の際に、太陽光発電機器が故障しないための避雷素子も含んでいます。接続箱は主に屋外の雨に濡れない軒下などに設置されることが多いので、強風などの自然現象の影響は受けにくいかもしれませんが、それでも長時間稼働しつづけると中の配線が傷んだり、外箱が破損するなどのトラブルに見舞われることになります。

接続箱の故障や破損により、発電効率が下がったり、他の機器も故障する原因となります。そのため接続箱にも異常がないか、定期的にきちんと点検する必要があります。素人では構造もわかりにくいので、専門の業者に任せるようにしましょう。接続箱のメンテナンスでは、外箱に破損や腐食がないか、そして内部の配線ケーブルや端子に損傷や緩みがないか、そして接続箱との接地面においても、異常や接続箱を支えるボルトなどのネジに緩みがないかを確認していきます。更に接続箱の機能が正常に働いているか、電圧や接地面と抵抗値を測定して調べる検査もあります。