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こんな悪質業者には注意しよう
2016.03.23 太陽光発電

太陽光発電の設置業者の中には、訪問販売で自宅に訪れる場合がありますよね。ちょうど設置を検討し始めていた頃だし、話を聞いてみるのもいいかなと思う人もいるでしょう。全部の訪問販売業者がそうとは限りませんが、太陽光発電に関する設置トラブルの中でも、訪問販売は8割を占める位トラブルが多いので、悪質な業者にひっかからないように注意する必要があります。

悪質業者は設置費用を安くするといって十分な説明もないのに、いきなり契約させようとしたり、モニターになれば価格が安くなるといって、モニター勧誘をしてきたり、大手のメーカーから認定されているなどあたかも知名度にあるメーカーの下請けのような言い方をすることがあります。

更に、他社を引き合いに出して悪口を吹き込んだり、費用が高いので断ったらリスクの説明もしないでローンが組めることを強調したり、本当は定期メンテナンスが必要なのにメンテナンスフリーだとウソをつくといった手口もあります。また、いくら断ってもなかなか帰ってくれない、ひどいといきなり家の屋根などを見始めて点検料などを要求するケースもあるのです。

訪問販売は一度家に入れてしまうと、このようにトラブルになって対処が難しくなることもあります。訪問販売業者が訪ねてきても、一人で応対しないで、興味がある場合は資料だけを置いていってもらい後日家族と一緒に話を聞くようにしましょう。万一押し切られて契約してしまっても、契約から8日以内ならばクーリングオフもできるので国民消費生活センターなどに相談しましょう。

業者選びで押さえておきたいポイント
2016.03.22 太陽光発電

太陽光発電システムを実際に設置する施工業者は、太陽光発電の普及とともに増えています。いい加減な業者にあたると、トラブルが起きることもあるので要注意です。導入を検討する上で、施工業者選びのポイントもきちんと押さえておきたいところです。

太陽光発電システムは、各住宅の屋根の形や広さが、耐久性などに合ったものを選び、不具合が生じないようにきちんと工事して設置してもらうことが大事です。設置技術が高いのはもちろん、各住宅にマッチした製品をちゃんと提案してくれる業者でなければなりません。また、20年は継続して運用するものなので、長きにわたり信頼できる業者を見つける必要があります。

施工業者は、まずメーカーの製品を取り扱える資格があることが前提となります。資格ないとメーカー保証が適用されないからです。更に工事で何か不具合が合った時に保証してもらえるように、施工保険に入っているかもポイントです。また、現地調査や周辺の環境調査も細かく丁寧に行い、図面や見積もりを出して、納得がいくまで説明してくれる業者なら良心的だと言えます。そしてやはり太陽光発電の設置工事などの実績があって、口コミや設置経験者などからも評判のよい業者だと信頼できますよね。

更に設置しただけでは終わりではなく、アフターフォローがしっかりしていたり、メンテナンスについても十分説明してもらえるかも大事です。太陽光発電は高い買い物なので、納得のできる業者を選びましょう。

発電した電気は溜められない&設置には屋根が広い方がいい
2016.03.21 太陽光発電

太陽光発電システムを検討する中で、メリットばかりに目が向きがちになりますよね。でも設置してから後悔しないために、デメリットを理解しておくことも大事です。太陽光発電システムで得た電気は、たくさんあっても実は溜めておくことができません。従って、昼間の太陽が出ている時間帯に発電した電気を、太陽が沈んた夕方から夜にかけて自宅内で家事などに使うことができないのです。

よく、ソーラーパネルの熱を、夜お風呂を沸かすのに使えるじゃないのと誤解されますが、それは電気を溜める蓄電池や温水のシステムを一緒に備える場合にのみ利用できるのであって、夜も使いたいとなるとそういったシステムをお金をかけて別に設置する必要があるのです。そのため昼間余った電気は、概ね電力会社に売るという手段をとることで、収入につなげることはできます。

また、パネルを設置できるだけの屋根の広さがないと導入は難しいと言えます。設置パネルの枚数が多ければその分、発電量も増えて収益につながります。屋根の広さがあってパネルの枚数を増やしても、工事費や他の機器にかかる費用もそんなに違わないので、収益をあげるにはやはりパネルをたくさん設置できるだけの屋根の広さが必要となります。また、パネルの総重量が約240から400kgはあるので、耐震強度がない住宅だと倒壊する危険性も否めません。

更に、余剰分の電気は電力会社に売電しますが、自分の近所の家に送られる仕組みになっています。そのため、近所で太陽光パネルを設置していう家が多いと、売電もなかなか進まなくなるので要注意です。

災害時の非常用電源となる
2016.03.20 太陽光発電

地震や大雪、雷などの自然災害があると停電して電気が使えなくなります。しかし太陽光発電なら、停電時も非常用電源として電気が使えるのでとても便利です。ただし、太陽光パネルで発電した直流電気を、家庭で使用する交流電気に変換するパワーコンディショナーという機器に自立運転モードがついていなければなりません。万一に備えて非常用電気を確保したいならば、太陽光発電システムを設置する際に、パワーコンディショナーに非常用の差し込み口があるか、自立運転モードが備わっているかを確認する必要があります。

実際に災害で停電した際に、太陽光発電の非常用電気によりお湯を沸かしたり、携帯電話を充電できてとても役立ったというケースもあります。非常用電気は、自宅と太陽光発電のブレーカーをオフにして、手動で切り替え非常用のほうのコンセントへ電気が送られるという仕組みになっています。

また、もう一つ気をつけたいのが、自立運転モードではコンセント容量が1.5KWまでの電化製品しか使えないという点です。これだと、電子レンジやエアコンなど使用電力が多いものは使えないので残念ですが、使える電化製品は限られます。更に電気量が少ない日だと電力がなくなり、急に使えなくなってしまいます。でも使えるものが少ない、もしくは時間が短いのと全く使えないのでは大きく違ってきますよね。災害時などの停電に備えて、自立運転モードつきのパワーコンディショナーを購入して非常用の時の切り替え手順を覚え、またいざという時に慌てないように使用できる電化製品をリストアップしておくと便利です。

太陽光発電の仕組み
2016.03.19 太陽光発電

太陽光発電システムは住宅の場合、屋根にパネルを設置して太陽の光を受け、発電した電気を接続箱という装置に集められます。更にパワーコンディショナーという機器で交流電気に切り替えてから、家の中へと電気が流れ、様々な電化製品に電気が行き渡るという仕組みになっています。また、各家庭で発電された電気は電力会社とつながっている配電線を通じているので、家庭で消費されるよりも多くの発電量を得た場合は、買い取って収益を得ることができます。

しかし太陽の光によって発電するため、発電量はどうしても天気に左右されます。もし曇や雨の日が続いて家庭で使う電気の量を太陽光発電で確保できない場合は、今までのように電力会社から供給される電気を使うことができます。つまり、晴れの日が続いて発電量が家庭内で使う電気量を上回れば、電気を売って収益が得られます。逆に発電量が足りなくても使用量がかかりますが、今までのように電気が供給されるという便利なシステムになっています。

しかも太陽光発電システムに必要な機器を備えれば、電気量の計測や売電なども自動で行われるので、設置者が何か操作しなければならないわけでもないので結構楽です。現在国内のエネルギー資源はほぼ外国に頼っている状態で、資源自体もこのまま使用を続ければいつ枯渇してもおかしくありません。太陽の光をエネルギーに変える太陽光発電は、将来的になくなる心配もなく、しかしも燦々と降り注ぐ太陽の光を有効活用できる上に、電力のみならず副収入まで得られる期待の次世代エネルギーシステムだと言えます。