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2016年2月の投稿一覧

万一のトラブルに備え、遠隔監視システムを導入しよう
2016.02.11 太陽光発電

太陽光発電を始める際に遠隔監視システムを導入すると、異常がないかいつでも、どこからでも確認できるのでとても便利です。太陽光発電装置を設置した時に、メーカーによってはサービスとして遠隔監視システムが付いている場合もあります。しかし、ごく簡単な装置であったり、販売メーカー自身が監視する代行サービスである場合がほとんどです。もっと細かく自分の目でチェックできる専用の遠隔監視システムを備えたほうが何かと便利です。扱う会社によって受けられるサービスの内容は異なりますが、スマホやタブレットなどから全体の発電量、消費した電気や売った電気の割合、一日の収益などがグラフでわかりやすく表示されるので一目で電気量の推移がチェックできます。

また、太陽光パネル設置箇所に可動式の監視カメラを設置して、破損などがないか確認したり、侵入者があったり接続箱が開閉されるとアラームが鳴る、携帯のメールにお知らせが届くといったサービスもあります。他にも日射計や外気温度計、パネル温度計や箱内温度計を設置して温度変化などをチェックできるサービスもあります。遠隔監視システムを導入すれば、急激な発電量の減少や、モジュールの一部で温度が上昇するホットスポット現象の発生などの異常を早期に発見して、メンテナンスできます。遠隔監視システムを備えると、多少は月額使用料金がかかりますが、異常を早く発見できたり発電量が手軽にチェックできるなどのメリットの方が多いので導入して損はないと言えます。

故障しやすいパワーコンディショナーはきちんと点検を!
2016.02.10 太陽光発電

太陽の光を受けて太陽光パネルで発電した電気は、直流になっているので交流の電気を使う各家庭にはそのままでは供給できません。この直流電気を交流に変換するのがパワーコンディショナーの役割です。更に、太陽光パネルから送られる電気が最大量になるように、調整する機能もあります。また、パワーコンディショナー自体にトラブルが発生しても、電気の供給先にある電化製品などが壊れないようにする役目も果たしています。このように太陽光発電では必要不可欠なパワーコンディショナーは、実は結構故障しやすい機器でもあります。故障するとたちまち太陽光発電システムに支障をきたすので、点検をしっかり行い定期的なメンテナンスが必要となります。大体10年が寿命であり、その間にも部品の交換などを行う場合があります。

パワーコンディショナーは小さなエアコン位の大きさで、箱に入っています。主に専門業者が点検する部分というのが、外箱の腐食や破損、設置場所に湿気や塩分、火気やホコリ、引火するものが近くにないか、配線ケーブルなどに異常やネジの緩みがないか、通気口を塞いでいないか、運転時に異常な音や振動、異臭がないか、電圧などの数値に異常がないかなどを目視します。また、数値を測定して行う点検もあります。パワーコンディショナーの点検を自分で行うのは屋根に登ったり、配線に触ったりしないといけないのでとても危険です。自分ではモニターで毎月の発電量をチェックする程度の確認にとどめ、専門業者に任せたほうが安心です。

パネルを支える架台の点検も大事
2016.02.09 太陽光発電

架台というのは、モジュールと呼ばれる太陽の光を受けるパネルを乗せるための、いわば土台となる部分の機器です。住宅の屋根や土地にしっかりと固定して、強風や降雪などの自然現象や地震などの災害は起きてもパネルが倒れたり、ずれたりしないようにするためのものです。架台は屋根用や更地用、また壁面用と太陽光パネルを設置する場所によって色々なタイプがあり、素材も異なるため設置する場所に合ったものを選びます。架台はしっかり固定され、素材にも丈夫なものが使われていますが、長年屋外に設置されていると破損したり、支柱を留めているボルトのネジが緩み、架台が歪んでしまうこともあります、架台に不備があるとモジュールが故障、破損して修理が必要となり出費もかさみます。また、できるだけ多くの電気を得るために、モジュールが最適な角度に保たれていますが、架台がぐらつくことで、モジュールの角度がずれてしまい、発電効率が悪くなってしまうなどのトラブルが起こる場合もあります。

太陽光パネルを正常な状態で維持するためにも、発電効率を落とさないためにも、日頃から架台に異常がないかチェックしておくことが大事です。太陽光パネルの定期メンテンスの中にも、架台に関する項目もあります。架台に破損や腐食、サビがないか、固定しているボルトやナットなどのネジが緩んでいないかなどを目視点検します。また架台と屋根や地面との接地面に異常がないかも、抵抗の数値を測定して調べることもあります。太陽光パネルの基礎となる部分なので、きちんとメンテナンスを受けておくようにしましょう。

パネルを覆う雑草は山羊で除草しよう
2016.02.08 太陽光発電

太陽光パネルを地面に設置する野立てを行うと、雑草が生えてきてパネルの上に影を作るので、発電効率も落ちてしまいます。更に、雑草がパネル上の電気の流れを妨げます。パネルの一部には電気が溜まったり、別の部分には流れなかったりするので壊れる可能性があります。そのためにも、雑草を除去するメンテナンスが必要となってくるわけです。雑草除去の対策には、除草剤や雑草防止シート、草刈りなど色々な方法がありますが、中でもちょっとユニークな方法として注目されているのが山羊を使った除草です。山羊は草を食べる動物なので、太陽光パネルを設置した土地に放てばどんどん草を食べ続けるため、みるみるうちに雑草がなくなっていくというわけです。

特に広大な土地だと除草剤を撒いたり草を刈るのはとても大変な作業になるし、夏場などはやってもすぐに草が生えてきてしまうので、定期的に行う必要があります。一方山羊を使えば、勝手に草を食べてくれるのでとても簡単な上に楽です。除草剤を撒くよりは環境への影響もないのでエコだし、何より山羊のお腹も満たされるので雑草といえども無駄にはならずまさに一石二鳥ですよね。雑草防止シートも有効的ですが、太陽光発電を行う土地面積が広いと、初期費用がかなりかかってしまいます。一方山羊ならば、牧場や個人でレンタルを請け負っているところがあります。購入しなくてもいいため、費用もある程度抑えられます。実際に全国的にも山羊による除草が広まりつつあり、除草効果にも優れているので、これからもどんどん増えていく可能性はあります。

雑草対策には雑草防止シートが効果的
2016.02.07 太陽光発電

太陽光パネルというと、どうしても住宅や工場などの屋根に設置するというイメージが強いですが、更地に架台を設置してパネルを備える、野立てという方法もあります。この方法は土地を有効的に利用できるし、パネルのメンテナンスがしやすいなどの利点もあります。一方で地面に近いので雑草が生えてきてパネルを覆い、影を作ってしまうことでパネルの上を流れる電力が偏り、故障してしまう可能性もあります。雑草をなくすためには、除草剤を撒いたり草刈機で刈り取るなどの対策がありますが、中でも効果的なのが雑草防止シートを敷くことです。

雑草防止シートは、整地してから太陽光パネルを設置する前に地面に敷かれます。そのためかかる初期費用が、通常よりも高くなります。更にシートは固定専用のピンで留められますが、風が吹くと捲れ上がってしまったり、台風並みの強風では飛ばされてしまう場合もあるので注意が必要です。そのため、最近では雑草防止シートを敷いてからその上に砂利を載せて、風が吹いてもシートが飛ばないように、重し代わりにするという対策がよくとられます。雑草防止シートを敷くことで、太陽の光や雨なども地面に当たらなくなる上にシートの重みで雑草の成長を妨げてくれるので、もう雑草に悩まされることもありません。除草剤や草刈などは費用はあまりかかりませんが定期的に行う必要があり、とても面倒です。しかし雑草防止シートは他の方法に比べると、一度敷けばメンテナンスの必要もなく防草効果が長期間続きます。初期費用はかかりますが、長い目で見れば効率的だとも言えます。

太陽光発電には定期的なメンテナンスが必要
2016.02.06 太陽光発電

太陽光発電システムは屋外に設置されるので壊れにくいように頑丈に作られていますが、それでもやはり機械なので何も手入れしなければ、年月が経って不具合が生じることもあります。長い年月の中でトラブルを最小限に抑えるためにも、定期的なメンテナンスが必要となるのです。例えば健康で丈夫な人だって、万一の病気に備えて、定期的に健康診断を受けたりしますよね。太陽光発電システムのメンテナンスも、定期検診と同じ意味合いを持つと考えましょう。

もし何もメンテナンスをしなければ、鳥のフンや花粉などによるモジュールの汚れや飛来物などによる破損、成長した雑草が作る影などで発電量が大幅に減少するリスクが考えられます。更に、パワーコンシショナーなどの機器の内部で起きている不具合や故障は、なかなか発見できません。修理や交換の必要はあっても、点検しなければ対処が遅れてしまいます。そうなると、復旧までにかなり時間がかかってしまい、発電量の減少につながるのです。太陽光発電は初期費用も結構かかっているので、稼働し始めてもすぐに収益を得られるというわけではなく、徐々に発電量を増やし利益を得ていくという仕組みになっています。そのため、途中でトラブルが起きると設置当初に見込んでいた収益が得られず、その後運営していくのが厳しくなることも予想されます。10年20年と太陽光発電システムを設置当初のように機能させるためには、やはり定期的なメンテナンスは重要だと言えます。

太陽光パネルの汚れ落としに高圧洗浄機を使うとモジュールが痛む場合も!
2016.02.05 太陽光発電

太陽光パネルは、屋外に設置されると長年にわたり雨風にあたることになります。そのため、太陽の光が当たるモジュールには黄砂や花粉、鳥のフンや落ち葉など様々な汚れが付着します。この汚れにより、ホットスポット現象が起こってパネルは破損したり、汚れが発電の邪魔をして発電効率が下がるなどの弊害が生まれます。自然の雨だけでは完全には落とせないため、モジュールの汚れを定期的に除去するメンテナンスが必要となります。メンテナンスといっても業者に依頼すればそれなりに費用がかかるので、自分で何とか清掃できないかと考える人もいますよね。

でも実際にやるとわかりますが、鳥のフンなどのしつこい汚れは、モップなどでこするだけではなかなか落ちないものです。そこで高圧洗浄機を使うとどうかなと考える人もいます。確かに効率よく汚れは落ちそうですが、自分でやるとなると重たい機械を担いで屋根の上に登って移動しながらの作業になるのでとても危険です。更に使っている高圧洗浄機の圧力が強すぎたり、使う洗剤が汚れを強力に落とすものだと汚れは確かに落ちますが、モジュールが破損したり水が内部に入り込んで故障する原因にもなります。専門業者でも確かにメンテナンスに高圧洗浄機を使っています。しかしそれは太陽光パネル専用の機器、洗剤を使い技術のあるスタッフが洗浄を行っているためうまくいくのであって、自分でやるのとは全く違います。費用節約のために自分で高圧洗浄機を使って清掃した結果パネルを破損してしまっては本末転倒です。パネル交換で逆に費用がかさむことにもなりかねません。モジュールの洗浄メンテナンスは、専門の業者にお願いしたほうがよいでしょう。