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『太陽光発電』カテゴリーの投稿一覧

売電により収益を得られる
2016.05.09 太陽光発電

太陽光発電で得た電力は、まず自宅内の家電製品などに優先的に回されて消費されます。しかし晴天の日が続くなどして、自宅内で消費しきれない程の発電量があれば、電力会社に売ることができます。自宅内で消費する電力が買電で、電力会社に買い取ってもらう電力を売電と呼んでいます。売電価格というのは、1KWhあたりで計算された値段になります。地域によって、また年によって違っています。ただし、太陽光発電システムの契約をした年の売電価格がその後10年間は変わらず固定されるので、契約時にできるだけ高値のほうがお得です。

2015年では33円前後を推移していますが、2009年と2010年で48円になったことにあります。政府が決定している価格であり、以前は太陽光発電システムを普及させるために高値に設定されていたので、今後も多少の変動はありますが急激に上がるという可能性は低いとされています。

日中太陽光発電で得た電力は、そのまま自宅へと流れて消費されます。そのため、日中外出が多くて自宅で電気を使う時間が短く、夜間は電気料金の割引などが受けられる家庭なら売電できる電気量も多くなるので収益も上がりやすいでしょう。逆に日中家にいて、電気を使う時間が長い場合は売電できる電気量は減りますが、太陽光発電で自宅の電気をまかなえるという意味では損はないはずです。太陽光発電で多額の収益を得たいなら大体的に野立て方式でやらないと難しいですが、うまくいけば住宅用でも月に数万円儲かる場合もあります。

準備から発電開始までの流れ
2016.05.08 太陽光発電

太陽光発電を導入する前に、まずはどの様な手順で設置していくのか流れを知っておくことも大事です。始めに太陽光発電システムの仕組みやメリットやデメリットなどをネットや書籍で読んで、勉強しておきましょう。そしてパネルやパワーコンディショナーなどの機器についても簡単に仕組みや種類などを調べておくと、選ぶ時の参考になります。更に、売電価格の動向や助成金について、また周辺の環境や屋根の大体の面積や種類、気象庁発表の年間日射量なども調べておきます。

次にいよいよ導入する機器や施工業者を選んで見積もりをしてもらい、具体的に屋根の形状や周辺環境などをしっかり現地調査で見てもらいます。補助金の申請手続きをしたら、設置工事の計画を組んでもらい工事がスタートしていきます。設置工事は順調にいくと約3、4日で全て終了します。

工事が終わったら、電力会社との間で電力受給契約が結ばれて、太陽光パネルで発電した余剰電気を電力会社に売電できる体制を整えて、いよいよ太陽光発電システムを使った生活がスタートしていきます。大まかにまとめると、準備や調査から施工、工事に発電開始といった流れになっています。

一番迷うのが、機器のメーカーや施工業者選びになるでしょう。これから10年20年と長期間にわたって使うものなので、他社と比較しながらゆっくり決めることは大事です。スムーズに行けば準備段階から大体2ヶ月前後で工事まで完了できますが、最近では導入数も増えているので人気のある業者がメーカ-だともう少し時間がかかる可能性があります。

導入を検討する上でやっておきたいこと
2016.05.06 太陽光発電

太陽光発電に興味を持ったら、まずは色々な情報を集め、太陽光発電の仕組みなどを理解することから始めてみましょう。ネットや書籍などで太陽光発電のメリットや費用などを、詳しく説明しているものがあるので調べてみましょう。また太陽光発電システムを扱うメーカーもいくつかあるので、カタログを取り寄せたり、設置した知人がいれば話を聞いてみましょう。また、各地で太陽光発電の展示会などのイベントもあるので、出かけていけば実際の機器を見ることもできるし、業者の話を直に聞くこともできるので結構役立ちます。

ある程度情報収集ができたら、次はメーカーを絞っていきます。といってもメーカーはたくさんあるし、それぞれ特徴が違うので迷ってしまいますよね。まず太陽光パネルの種類や、1KWあたりの価格や太陽光パネルにおける、太陽エネルギーを電気に変える割合、モジュール変換効率などをメーカーごとに調べてみます。変換効率が高いと価格は割高になり、価格が安いと変換効率は低くなるといった矛盾は生じますが、効率よく発電できるように予算に見合ったものを選びましょう。

また、屋根の形状によってはパネルが設置できない場合もあるので、適応範囲の広いパネルの方が設置に困りません。耐久性の強いものなら長期間の設置でも故障しにくいと言えます。あとは設置後のアフターフォローがしっかりしているかも大事です。絞ったメーカーの機器を取り扱う業者をいくつか探し、一度一括見積もりをして其々の業者でかかる費用を算出してもらうと参考になります。

万一途中で運用できなくなっても、中古買取が可能
2016.05.01 太陽光発電

自分の持ち家に太陽光発電システムを設置して運用を始めても、例えば急な転勤や家庭の事情などでマンションなどへの引越しの必要が出てきて、持ち家を売らなければならないケースもあります。また事情が変わって、システムを手放すことになるかもしれません。そうなると、高額な費用をかけてローンを組んで設置した太陽光発電システムも、不要となってしまうかもしれません。そんな時はどうしたらよいか焦りますが、でも大丈夫。知らない人もいるでしょうが、太陽光発電システムは中古の状態でも買取してもらえるのです。

買取業者によって違いがありますが、国内の有名なメーカーの太陽光パネルなら1枚からでも引き取ってもらえます。ただ買取価格は設置からの年数や性能によってばらつきがあり、業者が実物を見て査定します。元々太陽光パネルは耐久性があり、20年位は使用できるものなので、10年経っていても買取可能な場合もあります。ただ、パネル表面やフレームなどの劣化や、飛来物などによるパネルの破損、花粉や鳥のフンなどの汚れ、落ち葉などがパネルに落ちて影となり起こるホットスポット現象など状態が悪くなっている場合もあります。

状態が悪いと査定額が下がるか、もっとひどいと買い取る不可となるケースもあります。万一の場合に備えて、日頃から太陽光パネルのメンテナンスを定期的に行っておくことが大事です。また、メンテナンスは発電効率を下げないためにも必要となるので、面倒に思わないで行いましょう。

耕地放棄地も太陽光発電で有効利用できる
2016.04.25 太陽光発電

以前は作物を作るなど耕地として利用していた土地も、1年以上何も作らないでそのまま放置しておくと、耕地放棄地となります。若い人の農業離れに伴い、全国的にも増えているこの耕地放棄地を太陽光発電に利用したらよいのでは?という考えがあります。特に地面に直接架台を立てる野立て式での太陽光発電には、広大な土地が必要となります。まさに耕地放棄地は太陽光発電に利用するには最適だと言えます。しかし、元々農地であった土地を農業以外の別の目的で転用することは、国の法律に違反することになります。そこで、最近では土地の一部は農地として今までのように農作物を生産し、同じ土地で同時に太陽光発電を始めようという動きが見られ、実際にエコエネルギーの会社では、耕地放棄地を太陽光発電で再利用するための事業も始まっています。

耕地放棄地だった土地を整地から太陽光設備の導入、運用などを一個人が全て行うのは結構大変です。やはり専門業者に管理委託をして必要な設備を整えてもらい、太陽光発電で得た収益を受け取るという形のほうがより効率的でもあります。もう農業を行わないという場合は、耕作機械や農機具などを買い取ってもらえる企業もあるので便利ですよね。眠っていた土地から太陽光発電でエネルギーを産出することができる上に、売電すれば収益を得られます。何もしないままで土地を放置するよりは得だし、一種の資産運用にもなりメリットは大きいと言えます。

失敗しないためのポイントとは?
2016.04.07 太陽光発電

太陽光発電の設置は初期費用がかかるし、発電量は天候次第ですが、やるからには失敗はしたくないものですよね。太陽光発電での失敗例を見ると、思っていたのと実際の運用にギャップあったり、メリットだけに目が行き、よく調べないで導入してしまったり、業者の工事が悪く販売店も良心的でなかったとか、ローンを組んだけど途中で支払えなくなったという理由がほとんどです。

失敗例のように後悔しないためにも、導入前にしっかり押さえておきたいポイントがあります。まず一番大事なのが、太陽光発電の仕組みや基本的な知識をきちんと理解しておくことです。難しいことは分からないからといって販売店や業者に任せておくと後で話が違う、そんなはずじゃないという事態にもなりかねません。

そもそも太陽光発電は何のために導入するのか、収入の足しにするのか非常用に備えるのか、オール電化もプラスして光熱費を下げるのかなど目的をはっきりさせましょう。そして、太陽光発電の設置費用をかけてまで、目的は達成できるのかもしっかり見積もっておく必要があります。設置は採算に見合うのかを見極めることが大事です。目安としては設置から10年で初期費用をカバーできるような計画ならば、今導入してもいいタイミングだと言えます。逆に採算性がなければ、もう少し性能がよくて安い機器が出るのを待つという選択肢もあります。

また、信頼できる業者を見つけることも、太陽光発電を成功させるためには大事です。いくら知名度があっても、対応が悪かったり都合のいいことしか言わない業者が信用できません。設置者の立場に立って、よりよい提案をしてくれる業者を時間をかけて探しましょう。

低金利のソーラーローンが利用できる
2016.04.06 太陽光発電

太陽光発電システムは設置費用は少しずつ安くなってきてますが、それでも設置にはまとまった資金が必要となります。でも、一括で支払えないという人でも大丈夫。太陽光発電システム導入時には、低金利のソーラーローンが利用できます。ローンを組めば、初期費用はかからないので業者選びから設置工事までがスムーズに進めば、早い段階から太陽光発電システムの運用をスタートできます。

発電により得た電気を売電した収益と、太陽光発電により節約できた光熱費を合わせた金額が、毎月のローンの返済を上回るように通常は返済額が設定されるので、別途支払いが生じるというわけではありません。むしろ、発電量を多く収益の方が上回ることがあれば家計の足しにもなりえます。ただ、条件によっては売電による収益でローン返済がカバーされないこともあるので、事前にしっかり調べておく必要があります。

ちょうど携帯電話で機種変更したときなどに、電話本体の費用が月々分割で2年程電話料金とともに支払われるのと同じような仕組みです。ソーラーローンは、都市銀行や信用金庫など様々な金融機関で扱われており、金利も金融機関によって多少差はありますが大体1%から4%と他のローンよりもかなり低金利になっています。

ソーラーローンには2通りあって、太陽光発電の業者が金融機関と提携していて、代理でローンの手続きをしてくれる提携ローンと設置者自身が金融機関と直接ローンを組むプロパーローンがあります。手続きが面倒でなければ、プロパーローンのほうが金利が安い場合が多いのでおすすめです。